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前回のブログでご紹介しました、芦屋あげパン「パイクとそら」さんOPEN3周年記念イベントが、先日2022年2月13日をもって終了いたしました。
コロナ禍にも関わらず、たくさんの方にご来店いただいて、幸せな気持ちでイベントを終了することができました。
来てくださった方、来られなかったけど応援してくださった方、ありがとうございました。
今年のフラワーフォトスポットは日の出がテーマ
今年のテーマは「AUBE~暁~」でした。
コロナ感染症の流行で暗闇だった世の中も、日の出とまではいかなくてもそろそろ暁を迎えてほしい、明るい未来に向かってほしい、そういう願いを込めてつけられたものでした。
フラワーフォトスポットは今年もアヤコカコイさん。
テーマの日の出を再現するべく、なんと木材を買ってパネルを手作りし、キャンバスを貼り、スプレーで絵を描いておられました!
今回の私の課題は「手間や設営方法などの難易度に妥協せず、頭の中に描いたものを形にする」でした。
昨年までは、イメージに合う既製品が見つからないから別の方法を…、これは設営に手間がかかりそうだから違うやり方で…、運搬できないから…難しそうだから…と方向転換した部分がありましたが、今年は踏みとどまってどうしたら形に出来るか、何が必要かを整理して行動しました。
そんな訳で特大キャンバスも、器も手作りしてみました。
ayakokakoi FlowerDesign インスタグラムより
お花屋さんの彼女が、自分の表現のために、お花に限らずキャンバスを作り絵を作るその姿勢。本当にすごい、、、!
また出来上がった作品は、朝日が登ってきてだんだん白色からオレンジに染まっていく空を思い出させてくれて、ひと目見た瞬間にすごく感動しました。
感動というのは自分の心の奥の方、遠い昔の記憶の中にあるものが、何かをきっかけに取り出されて、再び心のなかいっぱいに広がっていくものなんだなと、
感動って自分の心の中にあるものなんだな、外側からもらってくるものじゃないんだな、カコイさんのこの作品は私の感動体験を思い出させてくれたんだなと、
ちょっとうまく言葉にできないのですが、
自分が朝日を見て感動したときの気持ちを思い出させてくれました。
1周年も2周年もいつもお花のフォトスポットは素敵でしたが、私は今回の作品が一番好きです。
作品をきっかけに 自分の思い出がよみがえり その時の感情がよみがえるというのは、化学反応のようなもので、
その化学反応がアート作品を見る醍醐味・楽しさだと私は思うんですよね。
大切な人との思い出だったり、素晴らしい体験だったり、心のなかにずっと持っていた考えだったり、を思い出させてくれる作品
それを良い絵とか良い写真とか、良いアートとかって呼ぶように私は思うのですが、
カコイさんのお花のフォトスポットはまさにそういう作品だったなと思いますね。
期間中もカコイさんはやはり今回も毎日お手入れされに来店されていたようで、そのおかげで私は日に日に変わっていくお花の姿をずっと楽しませていただきました。
パイクとそらさんとの3年間
パイクとそらさんはOPENの前年の2018年から、絵本づくりや看板づくりでお世話になっていますが、もう3周年だなんて本当にあっという間です。
オーナーはあげパンを作って売る、だけでなく、
昨年は「笑顔のあげパンプロジェクト」と題して寄付活動を始められたり、
2021年末にはyoutube絵本を作られネットショップを作られて、その寄付活動を広める手段にされたり、
そのために今後は全国の催事に行こうと計画されていたり、
いろいろな計画を立てられて次々と実行されています。
Youtube絵本「地球がやさしさに包まれる時~未来の予言絵本~」の中でオーナーの川端さんは
「ビジネスと慈善事業が両輪でまわる社会を目指す」とおっしゃっていて、
私もその思いにすごく共感しています。
これからもビジネス面も慈善事業の面でもお手伝い出来たらなと思います。
この度はOPEN3周年、本当におめでとうございました。
Haijiの展示スペース
今年の展示はyoutube絵本「地球がやさしさに包まれる時~未来の予言絵本~」
今年の展示はyoutube絵本「地球がやさしさに包まれる時~未来の予言絵本~」で描かせていただいたイラストを、絵本の文章とともに展示しました。
こんな感じ。
スペースが少し狭かったですが、それでもじっくり読んでくださった方もいらっしゃって、感想ノートにメッセージをくださったりして、嬉しかったです(*^^*)
グッズはこんな感じでした
グッズはこんな感じでご用意しました。
プラスチックプレートは、最初ガラスのプレートだと思いこんで発注しまして、「失敗したなぁ」とツイートしてたら色々励ましのお言葉をいただけたのが嬉しかったです(*^^*)
(そして調子に乗って増刷しちゃいました笑)
缶バッジも去年に引き続きリアライズさんで増刷しようと思いましたが、今年は最小ロット数(最小でオーダーできる個数のこと)が50個に引き上げられているようでした。
個展で販売するだけなので、50個の在庫はツライ・・!
ということでいつも印刷物でお世話になってるグラフィックさんにて、急遽缶バッジも10個単位でオーダーしました。
あとはパスケースなども作りました。すぐ完売になったので、もう少し作っておけばよかったな。
来年に向けてまた色々考えてみようと思います(*^^*)
たくさんの方が来てくれました
コロナ禍にも関わらず、たくさんの方がお越しくださいました。
私は去年ほど多く在廊しなかったのですが、不在時に来てくださった方は感想ノートに名前を書いてくださっていました。
その感想ノートを読み返すのもとっても楽しいです。
あとは、以前描かせていただいた絵本の作者の方が初日にお越しくださいました。
その絵本は出版社2社を通して作者さんとのやりとりをしていたので、作者さんの連絡先などは存じ上げなかったのですが、
今回の展示をチェックしてくださったようで、ご来店いただけたようです。
絵本のお仕事を通してその後も繋がりが持てるなんて本当に嬉しくありがたいことだと思いました、、、ぜひお会いしたかったな〜!
まとめ
今回関わってくださった方、本当にありがとうございました。
本当はもっとたくさんの方に会いに来てほしいけど、もう少しの我慢ですね。
来年のイベントではもっともっとたくさんの方に来てもらって、あげパンの美味しさに感動してほしいです。
夜明けはすぐそこ、という気持ちで、私もますますお仕事や絵の練習などに取り組んでいきたいと思います。
今年も素晴らしいイベントに参加させていただき、ありがとうございました!