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こんにちは!絵本作家のHaijiです。
昨日2020年9月13日は神戸で子ども向けワークショップのお仕事をしました。
住宅展示会場にて、パパママの大人たちが展示場内を見学している間、子どもたちとおしゃべりしながらお絵かきして遊んでいるという楽しいお仕事でした(*^^*)
リラックマやすみっコぐらしのようなキャラクターっぽく似顔絵を描いてみよう!、というテーマではあったのですが、このテーマに沿って最後まで進められたかというとそんなことはなく(笑)、
途中からは別で準備していた塗り絵のほうを塗り始めたり、きてくれる子どもたちの得意な絵や漫画を描いて見せてくれたり、好きなものを好きなように楽しんでもらっていました。
準備したものなど備忘録
準備したもの
今回は「キャラにがおえ かいてみよう!」というテーマでお父さんやお母さん、ご家族をキャラクターみたいに描いてみようというワークショップでした。
準備したものは
- キャラクター描き方見本(自分で描いて用意)
- 塗り絵(自分のイラストをモノクロ&アウトラインのみにしたもの。難易度高いものから低いものまで7種類くらい用意して子どもたちに好きなものを選んでもらいました)
- ペン(コピック、油性マジック)
- クレヨン(kitpas、さくらクレパス)
- 色鉛筆
- ワークショップ看板用パネル
- ワークショップ看板用パネルを設置するためのイーゼル
- 新聞紙(お絵かきのワークショップなのでテーブルが汚れないように)
- スケッチブック
- コピー用紙(子どもたちが描くスピードが早く、スケッチブックが足りなくなったため追加購入)
- はさみ(ワークショップ準備用)
- のり(ワークショップ準備用)
- セロハンテープ(ワークショップ準備用)
- ボックスティッシュ
準備すれば良かったもの
- テーブル掃除用スプレーなど(新聞紙を敷いていても汚れることがある。今回は会場にアルコールが用意されていたのでそれで掃除した)
- 掃除用タオル
- ウエットティッシュ(子どもたちが手を拭けるものがあれば良かった)
- エプロン(たとえば「ハイジ」とか名前の入ったエプロンなどあれば子どもたちが私のことを呼びやすかったかも?)(もちろん汚れを防ぐためでもある)
無くても良かったもの
- ボールペン
- 万年筆など先が尖っているもの
- はさみやキャップつきのペンなどは子どもたちの前に出すなら慎重に
私はペンや色鉛筆などの画材を入れている筆立てをそのまま持参したのですが、ボールペンや万年筆なども入っており、それらは子どもたちに持たせると危ないなと思ったので途中から抜き取りました。
ボールペンで描きたいという子もいますので、年齢などを見てその画材を与えるか与えないか判断する必要があると思います。
感想や反省点
いろいろな素材に描けるクレヨン「kitpas」が良かった
「kitpas」という画材を以前購入していたのを今回初めてワークショップに使ってみたら、なかなか良かったです!
こんな感じの消しゴム大の画材なのですが、つるつるした素材なんかにも描けるようです。(今回のワークショップではスケッチブックにしか使用しませんでしたが)
1〜2歳の小さい子にもしっかりと握ることができる画材でした。
柔らかいので少しの力でしっかりと着色・発色してお絵かきを楽しめます。
キャップつきのペンが意外と危ないことも
兄弟の子どもたちが隣同士の椅子に接近して座って絵を描いていたのですが、上の子がペンのキャップを両手で取り外そうとしたとき、勢いあまって隣の妹さんの目付近に当たって、妹さんが泣いてしまうという事件がありました。
幸い妹さんの目は大した傷にならなかったのですが、キャップのついているペンも危ないことがあるんだと発見がありました・・。
ペン自体は好きな子が多いので引き続き使いたいですが、椅子同士は十分に距離を取ったり、危ないなと思ったら一言かけたり、よく見ておく必要があるなと思いましたね。
講師一人で見れるのは1テーブル・3〜4人まで
テーブルの配置の仕方や、子どもの年齢にもよりますが、私が一人が同時に見られる子どもの人数は多くて3〜4人だなと感じました。
今回の会場が一般の方も行き来できるオープンなスペースだったことも関係あります。(閉鎖的なスペースならもう少し多く見られそう。)
昨日のイベントは昼過ぎにピークがきて、最大6名くらいの子どもたちが2テーブルに分かれてお絵かきをしていたのですが、その全員を私一人で見ることは不可能でした。
今回は主催者側の方がスタッフとしてついてくださっていたので(みなさん声かけの仕方もお上手で勉強になる…)、2テーブル見ることができて助かりました。
それぞれの子の良さを見つけて伝えたい
お絵かきのワークショップにきてくれた子はたいていお絵かきが好きで、ペンと紙があれば私なんかが指示を出さなくても勝手に色々描くことができるのですが、
一人、「俺は絵は描かん!」と言ってる男の子がいました。
そんな子もお父さんお母さんの事情でワークショップスペースでお留守番する必要があったみたいです。
そしたら塗り絵する?というとしばらくして塗り絵を始めたのですが、この子の塗る塗り絵がとっても丁寧ですごく綺麗な仕上がりでした。
「うわ、すごい綺麗!塗り絵をこんなにきれいに塗ってるの見たことない!」
と言うと(わざとではなく本心でそう思った)、その子は
「……でもこことか、はみ出してるし」とぶっきらぼうに口にはするものの、少し喜んでくれたような空気がそこにありました。
その子が表には出さないようにしながらも喜んでくれるのを感じて、私も心に小さな花が咲いたような、嬉しい気持ちになりました。
まとめ
ワークショップはまだ不慣れで開催のたびに発見がありますが、また次回もお願いしたいとお声がけいただき嬉しい楽しいお仕事になりました!
呼んでいただいたイベント主催者様、ありがとうございました。
子どもたちが楽しめるワークショップの研究、していきたいです(*^^*)